世界で一番孤独なInvestor

〜感情に左右されない投資を〜

お得な立会外分売とは?(投資初心者向け)

今回は多くの投資家が利用している立会外分売(たちあいがいぶんばい)について書きます。

株式投資を行う上で耳にすることもあると思います、この言葉。

難しい内容では無いので、短く簡潔に書きます。

 

立会外分売とは?

これは大株主が所有する株式を時間外に売り出す取引のことです。

大株主は、オーナーであったり、オーナーの資産会社であることもしばしば。

よくある売り出す理由の一つに『流動性を高めて市場の鞍替えを考えている』ことがあげられます。

個人的には立会外分売をする企業は気になりますね。

成長に意欲的なオーナー企業が一段と高みを目指して、この分売をするケースもあるからです。

 

また、時間外というのは「9時〜15時の通常の取引時間ではない時間」ということです。

これに関しては後ほど補足します。

 

企業側としては、流動性を高めるために大株主の株式をさばくために分売を利用しますが、私たち個人投資家にはどのような影響があるでしょうか。

 

まず、立会外分売で買い付ける場合は、割引された値段で買うことが出来ます。

例えば、ある銘柄の6月21日の終値が1200円だったとします。

そこから1%引かれた株価で買付ができ、翌日の22日の市場時間(9-15時)に通常通り売却することが出来ます。

この時間軸についても後ほど補足します。

ちなみに、手数料もかからないところがほとんどです。

 

お得でいいね!と感じる方も多いのではないでしょうか。

実際にご自身が良いと思う銘柄が立会外分売の募集があれば、ぜひ申し込むべきだと私も思います。

ただ、立会外分売は必ず買付できるわけではありません。

IPOなどと同様に抽選です。

申し込んでも当選するわけではありませんね。

でも、IPOや公募(PO)とは異なり、比較的にすぐに抽選結果がわかるので資金の拘束時間も短いです。良いですね。

 

さて、ここで私の証券マン時代の失敗談をお話しします。

詳細は記憶が定かではありませんのでご了承ください。

ある銘柄が立会外分売を募集したので、担当のお客様にご提案しました。

そのお客様には銘柄も条件も気に入って頂き、抽選に申し込んで頂きました。

申し込むタイミングは、終値からディスカウントするので大引け後です。

私のところでは引け後の15時から17時ぐらいまで申し込めました。

そして、当選か落選かは翌日の朝8時ぐらいにわかります。

当選できていれば、割引された取得価格で保有株の一覧に追加されます。

落選の場合でもその旨が同時刻にわかります。

 

前日申し込んだ分売の結果を私も楽しみにしていました。

そして、8時になったので、PCを覗き、抽選結果を確認しましたが、当選も落選も判明しません。

まるで、はじめから何も申し込みをしていなかったかのように何も起きませんでした。

しかし、同僚たちは自分のPCを見ては、「当たった」、「一部しか当たらなかった」と各々に反応しています。

顔が青ざめました、、、

私は前日の抽選の申し込みを出来ていなかったようです。

 

まぁ、その後は色々とありました。

 

以上が私の失敗談でした。

立会外分売と聞くといつも思い出してしまいます。

 

立会外分売はお得な取引と言えますので、ぜひ今後の選択肢にいれて見てはいかがでしょうか。

ネット証券であれば、画面をひらけば宣伝しています。

また、自身が保有している銘柄が分売を行う場合が、ネガティブなものではないと思います。

もちろん理由にもよりますが、市場鞍替えや流動性アップの目的であればむしろポジティブかと思います。

公募増資のように新たに株式を発行して、既存の株主の株主価値が薄まるわけではありません。そことは分けて考えたいです。

今回は以上です。

ご覧いただきありがとうございました。