3期連続最高益
連日、気になった銘柄をピックアップしています。
詳しく調べるまでには至っていませんが、私が有望だと感じた企業の概要だけを記しています。
投資の推奨はしておりませんので、投資は自己判断でお願いします。
今回も四季報プロから。(139ページ)
今回は、銘柄コード6165のパンチ工業です。
東証一部上場の金型部品の会社です。
私の記憶ではモーサテの個別企業を取材するコーポレートサーチにも取り上げられていたと思います。
『日本の技術力!』といったイメージの企業でしょうか。
ツガミという企業をご存知でしょうか。
ここは昨年の秋から年始に株価が約2倍になった銘柄です。
注目すべきは中国の需要を確保できたことでしょうか。
個人的な感想ですが、他にも注目している企業の中でも、中国からの需要を確保している企業の業績は力強さを感じます。
パンチ工業もまた、中国の需要を受けている企業であると思います。
時価総額がそこまで大きくない企業にとって、大型の受注を手に入れることが大きな成長につながることでしょう。
ただ、その反面に景気動向に敏感な値動きをすることも多いです。
なので、この先の世界景気に懐疑的であればこのような銘柄は避けるべきかもしれません。
時価総額はそこまで大きくないので、値動きの軽さにも期待できそうです。
さてPERは14.5倍ですが、業績はいかがでしょうか。
3期連続最高益ですね。
営業増益率は43.2%と高成長です。
しかし、来期の見立ては一桁程度でしょうか。
業績の見通しの組み方が保守的なところもあるかもしれません。
今期も業績予想の上方修正を複数回繰り返しています。
第3クウォーターに通期の上方修正をしても、非常に好進捗な状況です。
もう一段の期待もあるぐらいです。
ぱっと見ですが、財務も健全そうですね。
ROEの上昇だけでなく、ROAも上昇している点もレバレッジに頼りすぎることなく経営効率を上げていると捉えられるので魅力的です。
ただ、ここだけでは表面できな財務情報しか得られないので、気になった方は決算書類をチェックすることをお勧めします。
一応、ここまで銘柄も株主をチェックしたので見てみましょう。
社長の名前がない、、、と思われた方もいると思いますが、森久保有司氏が創業者で名誉会長です。エム・ティ興産も森久保氏が代表です。
一番上こそは他の資本ですが、一族が大株主であることは確かですね。
ここまで何度か『銘柄メモ』と題して、企業の簡単な情報をまとめましたが、大方は四季報の情報しかチェックしていませんね。
詳しく分析する以前に銘柄をサクッと調べるには四季報が便利です。
私が目にするポイントもわかって頂けたかと思います。
サクッと四季報で調べて、もっと調べたくなった場合に決算書類や他の情報源を漁る、という流れが今の私のルーティーンです。
他にも生活の中で気になった企業を調べることもありますが、やはりまず四季報で確認することも多いです。
ただ、四季報のお勧めだから上昇している銘柄を買うことはありません。
やはり、自分のモノサシでお得な買い物なのか見極めて投資するのが常です。
今回はこれで以上です。
投資は自己判断・自己責任でお願いします。
ご覧頂きありがとうござました。
【参考図書】