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配当性向と配当利回りを考える(株初心者)

配当性向も要チェック

配当利回りは注目されますが、配当性向はどうでしょう。

もし配当を狙って投資を考えるのであれば、配当性向にも目を向ける必要があるかもしれません。

配当性向は、当期純利益の何%を配当金として分配したかを表す指標です。

 

年間の配当支払総額÷当期純利益=配当性向

または、1株あたりの配当金額÷1株あたりの当期純利益

 

上記が計算式です。

2016年度の平均配当性向は約35%でした。

 これよりも配当性向が低いようであれば魅力が弱いかもしれません。

また、配当性向を50、60%と高く設定する企業もあります。

継続して利益をあげ、資金の余裕のある企業は成長にお金を割くのか、自社株買いと増配のように株主還元に努めるのか期待されます。

 

さて、ご存知と思いますが配当利回りについて記します。

配当利回りは、買い付けした株価に対して年間どれぐらいの配当を得られるかを表す指標です。

配当予想が30円の企業を株価1000円で買った場合、配当利回りは3%ですね。

配当利回りは現在の株価に対して計算する場合もあります。

おそらく配当利回りに対しては多くの投資家が無意識にチェックしていることと思います。

 

さて、冒頭では配当利回りだけでなく、配当性向も意識する必要があると記しました。

配当利回りは配当金額の変更がなければ、株価が安くなるほど高利回りになります。

配当30円:株価1000円から配当30円:株価700円になれば、配当利回りも3%から4.2%に上昇します。 

ただ、これは配当金額の変更がなければ、という当たり前かつ重要な条件付きです。

配当金額は経営陣の判断で変更可能な数値です。

企業によって考え方が異なることは当然でしょう。

 

中期経営計画など株主向けに発信される情報からその考えを理解することができます。

配当性向を何%以上を目指します、など発信している企業も多くあります。

株価が下がる局面は配当利回りが高くなるので魅力的に映る企業も多くなりますが、業績見通しによっては減配するかもしれませんね。

その際、経営計画に掲げる配当性向は参考になるかもしれません。

また、過去10年ぐらいの動向を振り返るのも有効な手です。

花王のように何十年も連続増配する企業であれば期待を裏切られる可能性が低くなると考えます。

反対に、調子よくすぐ増配、減配を繰り返す企業には要注意です。

配当を狙って投資を考える場合はぜひチェックしてみてください。

ご覧いただきありがとうございました。

【参考図書】

 

図解「PERって何?」という人のための投資指標の教科書