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経営学の視点を株式投資へ

気軽な読書で気楽に学ぶ

私は気軽に読めて、学びがある本が好きです。

毎日、読書をしていますが、新しいことを知ることができた時は喜びがあります。

時には、賢くない私にとって難しい本も投資の勉強と思い、手に取ることもあります。

しかし、それ以外は趣味として読書を楽しんでいます。

 

さて、今回はこのような本を読みました。

大学4年間の経営学見るだけノート

 

ページの大半がイラストで描かれている簡単な経営学の本です。

イラストと合わせて説明も簡潔で非常に理解し易いです。

多くのビジネスマンにはご存知の内容かもしれませんが、私にとっては非常に楽しめる内容でした。

 まさに気軽に読めて、学びのある本でした。

 

今回は学んだ中で投資にも結びつくと考える内容をまとめます。

銘柄選別の際にこの考え方は有効ではないかと思いました。

それは『VRIO分析』と呼ばれるものです。

 

VRIO分析で有望銘柄を発掘

株式投資をする際に「何をやっている企業か?」と誰もが調べると思います。

そして、その企業の特色や強みを四季報やら企業のHPを見てチェックすることでしょう。

「Kabutan」や「FISCO」でも企業概要を紹介しています。

 

例えば、自動車メーカーの企業といえば複数思いつきますね。

自動車に関わらずどの企業にも類似企業は存在します。

企業の強みも四季報などで確認する限り、その類似企業と大きな違いを感じないものも多いです。

つまり、企業の強みを理解しても、それは他社のそれとどう異なるのかは企業概要を見るだけでは理解できません。

 

自社の技術や製品、サービスには価値があるのか?

その技術は真似されるのか?

これを考える事が『VRIO分析』であると上述の本で紹介されています。

 

VRIOとは4つのキーワードの頭文字を取っています。

 

ますは、Value(価値)です。

「自社の経営資源に経済的価値はあるか?」

これが無ければライバル企業に勝つことは難しい、価値の低い企業です。

本の中では、トヨタを例にあげて、トヨタの日本工場が中国工場と同コストで生産できる点が経済的価値がある、と示されています。

 

次は、Rarity(希少性)です。

「自社の経営資源は業界で希少性があるか?」

これが無くても戦えるが、出し抜くには難しいとされています。

ここでのトヨタの例では、「ロボット共存型工場の実現」について触れています。

 

そして、Imitability(模倣可能性)

「他社に真似されにくいか?」

真似する事が難しいもので無ければ、一時的には勝つ事が出来てもいずれ真似され追いつかれます。

ここでの例では、「JIT方式」に触れています。

 

最後は、Organization(組織)

「自社の経営資源を活かせる組織があるか?」

活かせる組織が無ければ大きく勝つのは難しいとされています。

ここでの例では、「マザー工場」に触れています。

 

この4つ全てが揃う企業は、自社の技術やサービスに価値があり、有効に使われてるといえます。

そのような企業は他社との差別化も出来ており、競争にも優位に立つ事ができるので、投資対象として有望ですね。

 

企業のIR(投資家向け情報)は、自社の技術やサービスを悪く紹介することはありません。

「うちの主力サービスは参入障壁も低く、業界での競争に勝つことは困難です」と、自社を紹介する企業なんてありません(笑)

投資家向けの説明会やIRは私たち投資家への宣伝活動の要素もあると考えます。

 

類似企業やライバル企業の情報を並べ、VRIO分析をすることで、その企業の優位性や弱みを知ることが有望銘柄の発掘に役立つと思います。

ざっくりした紹介になりましたが、ご関心があれば「大学4年間の経営学見るだけノート」をご覧下さい。

他にも投資に役立つ知識があります。

専門書のような難しさはありませんので、もっと勉強したい場合は専門書が必要かもしれませんね。

ご覧頂きありがとうございました。

【参考図書】

 

大学4年間の経営学見るだけノート