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米国相場の急落を整理する(2/7記)

2月5日、米国相場急落

2月5日、1日で1000ドルを超える米国相場の急落がありました。

その翌日、日本では一時1600円を超える大幅下落を迎えました。

今後の相場において何か役に立つかもしれないので、備忘録としてまとめます。

 

NYダウ日足(6ヶ月)

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・チャート下の三本線は『移動平均線からの乖離率

25日移動平均線からの乖離率を見ると、1月26日は2016年3月18日以来の高水準。

そして、2月5日は2016年1月25日以来の低水準。

画面にはありませんが、『RSI(14日)』は1月22日に92.2まで上昇しましたが、2月5日には29.4まで下落しました。

 

日経平均の日足(6ヶ月)

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東証一部の出来高は31億5571万株

売買代金は5兆6483億円

値上がり35銘柄:値下がり2027銘柄

 

2月6日の日経平均終値は前日比1071円安の2万1610円でした。

トランプ大統領が当選した16年11月9日の919円安を上回る下落でした。

ちなみに、ブレグジットによる下落は1286円安でした(2016年6月24日)。

こう振り返ると2016年はえらい年でしたね。

今回の売買代金は5兆6483億円もあり、13年5月23日以来の水準です。

このブログを記載している現在は2月7日のランチタイム。

現在の日本相場は上昇しているが、今後の出来高の動きにも注目したいです。

 

株価の下落要因と現在

・米国で押さえつけられていた長期金利が、好調な経済指標をきっかけに反発

今回の米国発の下落局面はこの金利反発が要因でしょうか。

時間あたり賃金が大きく上昇した局面でした。

 

ただ、経済の実態が悪化したわけではありませんね。

・米国企業業績は好調

・穏やかな金融正常化の下、金融相場から業績相場へ移行

・株価に割高感は見られない

 

2016年のS&P500指数のEPSは118ポイント(2015年は117ポイント)に対して、2019年のEPSの市場予想は171ポイント。

業績が良い銘柄に投資することが必須ですね。

 

過去の利上げ局面の株価と為替

・1994年2月〜1995年2月

・1999年6月〜2000年5月

・2004年6月〜2006年6月

・2015年12月〜なう

 

この期間のチャートを調べて見てください。

この期間の株価は下落局面ではなく、ヨコヨコかゆっくり上昇しています。

そして、過去記事でも言及したように利上げ局面では為替は円安ドル高には動かず、基本的にヨコヨコしています。

ここ最近も大体108円〜115円ぐらいのレンジ内にありますね。

 

米国の今後の注目イベント

・2月8日(木)暫定予算期限

・2月下旬にパウエル議長議会証言

・3月1日(木)1月個人消費支出デフレーター

・3月9日(金)2月雇用統計

・3月20,21日(火,水)FOMCとパウエル議長記者会見

・3月下旬に債務上限引き上げ期限

 

以上です。

今回の下落はFRB議長交代のタイミングと月曜日ということで、「ブラックマンデー」と比較する人が多いです。

ブラックマンデーは1回目の大幅下落の翌日、翌々日に反騰した後、もう一段の下げがありました。

これを例にあげ、今回の下落ももう一段の下落を警戒する声があります。

しかし、業績が伴っている現在の日米相場が同じ動きになるかは疑問です。

もちろん、もう一段の下落があっても退場しないよう備え、柔軟に対応したいですね。

ご覧頂きありがとうございました。

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