なぜだろう?
今回の内容も大いに偏見要素がある内容なので、ご了承ください。
四季報に取り上げられていたり、株式投資の情報媒体にも取り上げられている銘柄でも中々上昇しない銘柄があります。
いずれ上昇するのかもしれませんが、なぜなかなか跳ねないのか、個人的見解をまとめます。
企業名を上げることは非難に当たりそうなのでやめます。
内容で銘柄を勘付くかもしれませんが、非難をしているわけではありませんのでご理解ください。
ぱっと見は魅力的
それらの銘柄は、私も四季報などで多くの会社を調べている中で注目してしまいます。
目に止まる、そんな魅力的な銘柄です。
テーマ性が豊富で、以前に大相場を作っており、その頃よりもだいぶ調整を経てお得な株価に見えました。
また、低位株であり、今期決算見通しも前期からは大幅にUP。
気になる要素が多いですね。
重たい株
そのような材料が豊富な銘柄がなぜ上昇しないのか。
同じテーマ性の株はニュースが出れば上昇するのに、なぜ置いていかれるのか。
それは、値動きが重たいからと考えます。
値動きが重たい要因の一つに発行株数が意外と多すぎることがあげられます。
株価の数字だけに注目するのであれば、安く見えるかもしれません。
しかし、株価はただの数字なのでモノサシにはなり得ません。
財務内容や業績に照らし合わせて時価総額は過小評価されているのか考えたいです。
低位株でも発行株数が多いと時価総額は思いの外高くになります。
過去に数千円の株価を形成した株が数百円の株価になっていれば割安に映りますが、実際は割高なことがあります。
発行株数(や時価総額)に目を向ける投資家は多いと思いますが、もしあまりチェックしてこなかった方は今後ぜひ見てみてください。
時価総額=株価×発行済株数
1,000万株の企業と1億株の企業とでは、同じボリュームで買いが入ると株価への影響は1,000万株の方が大きいです。
株数が多すぎるとダボつき、値動きは重たくなると考えます。
特に経営陣に金融機関出身の人間が多い企業はそのような傾向があるような気がします。
これに関しては大いに偏見であると思いますが、偶然にも私が注目した重たい銘柄のいくつかは実際にそうでした。
もちろん、テーマ性もあり、決算の見通しも上向き始めるので今後は大きく上昇するのかもしれません。
それに、値動きが荒くない、じっくり待つ投資を好む投資家であればむしろ時価総額は大きい方が良いですね。
重要なのは、自身が想定した値動きと異なるようであれば、一つ「株数や時価総額」は参考になるかもしれない、ということです。
「イメージした相手と違う」、これを避けたいですね。
今後もそれらの銘柄の値動きを追ってみようと思います。
また、割安な株でもその割安を是正するきっかけ(カタリスト)がなければ鳴かず飛ばずの状況が続く可能性があることも何度かブログでお話しました。
今回の内容は以上です。
ご覧いただきありがとうございました。
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