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株式投資 企業分析〜アピックヤマダ〜

リターンリバーサル

ここ連日は個別銘柄の企業分析ばかりしています。

決算発表で暴落した銘柄を調べて「こりゃ見直されるかも」と思ったものがいくつかありました。

それらの銘柄がここ数日ようやく動き始めました。

私はこういった銘柄に資産の多くは割きませんが、これらはわかりやすく「ひずみ」が生まれるので狙い目ですね。

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落ちてくるナイフをつかむな』とよく言いますが、魅力的な株価まで落ちてきたと考え投資をしても、まだまだ下落することもあります。

底を打ったのを確認してから投資をしたいです。

そして、そもそも念入りに調べてから投資をしたいです。

売り時に悩むのではなく買う前に色々と悩むべきだと考えます。

 

正反対な言葉に聞こえるかもしれませんが、こちらも有名な言葉です。

悲観の極みは最高の買い時であり、楽観の極みは最高の売り時である

右往左往することなく常に冷静な判断ができるようになりたいです。

 

大前提として、私は中長期投資がメインです。

財務がピカピカで、同業他社よりも高い利益率を上げ、そしてカタリストが明確に予想できる割安企業に資産の大半を投資します。

今回のような銘柄は先週、先々週に仕込んだばかりですが、「ある程度値幅が取れた場合」と「出来高など勢いがダレてきたら」すぐ利確します。

銘柄に惚れず、ドライにいきます。

あと、分析銘柄=保有銘柄という訳ではありません。

 

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いつもであれば財務分析から入り、業績動向・ビジネスモデルと分析を進めていきますが、それらを記すことを省き今回も要点のみでいきます。

 

(6300)アピックヤマダ

半導体製造装置メーカー。

東証2部銘柄で、現在の時価総額は80億円以下。

 

電子部品組立装置・電子部品・その他と3つのセグメントがあるが、売上の9割近くが電子部品組立装置です。

そして、決算説明資料を見る限り、こちらの受注環境は良好なようです。

車載向け装置は国内はもちろん海外にもマーケットを拡大できており、順調な売れ行き。

また、WLPという高機能向けスマホパッケージ向け装置も引き合いが強い。

 

中国向けを中心に、先端分野のパッケージ装置の需要が急拡大しているので、こちらの生産能力は下期にフル稼働に入るとの期待も上がっています。

 

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決算後に大きく売られる

需要が強いのはよくわかりましたが、なぜ 決算後に暴落したのでしょうか。

まず、こちらは「不適切会計」が内部告発により判明しており、第1四半期決算発表は遅延しました。

大前提にこの問題があり、信頼は揺らいでおりましたが、その後株価は上昇しておりました。

 

しかし、第二四半期決算発表の内容がネガティブでした。

上期の連結営業損益が赤字1.4億円の期初計画に対して、赤字2.4億円の結果と赤字拡大です。

 

「大丈夫だろうと期待していたのにやはりダメだったか」

 

多くの投資家ががっかりし、8月に高値662円をつけた株価は470円まで下落しました。

そして、通期の営業見通しは下方修正することなく黒字9.1億円と前期比2倍以上の予想を据え置きました

不正会計、計画未達と信用を失っている中での「据え置き」も信用できません。

先々の懸念材料と考え、こちらもIRに問い合わせました。

※下記内容に関しても責任を持てませんのでご了承下さい

 

Q. 通期見通しを変更されませんでしたが、下期に懸念材料はございませんか?

 

A. 客先のスマホ関連投資がスマホの在庫調整の影響を受けて弊社の主にスマホ向けに使用され利益率の高い機種の受注が年度後半にずれ込んでいる状況です。引合いは強いものの、客先メーカーの投資判断が遅れているため、受注、売上の時期が、今期となるかどうか不透明でありますので、現時点では通期の業績修正は行いませんでした。

 

 

私はこの返答を受け、懸念材料というよりむしろ強い需要の結果が今期に間に合えば上に業績修正ができる状態なのではないかと妄想しました。偏見です。

懸念材料を聞いているのに、この返答は見た瞬間は戸惑いましたが(笑)

見通しを据え置く理由はわかりました。

 

また、監査法人も変更されました。

心機一転と流れを変えて欲しいですね。

 

 

いつもやる財務分析など・・・ 

 企業分析を行う際に最も丁寧に行なっているのが財務分析ですが、今回も記載内容は省力します。過去の記事にてご参考に頂けましたら幸いです。

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財務状態は直近では問題なさそうですが、個人的には良いと思いません。

ここまで赤字黒字がまちまちで、純資産もキャッシュも減らしている状態です。

総資産は増えていますが、負債のボリュームが増えている故です。

 

ここまでの流れを考えれば負債が多くなり、キャッシュも減るのは理解できますが、財務状態に満足できない場合は、本当に一部の資金しか投資をしません。

 

詳しく調べたいと思われた方は、上記にあります過去記事の内容に照らし合わせてアピックヤマダについて分析をしてもらえればと思います。

 

アピックヤマダはIR資料も見やすく、IR担当の対応も非常に丁寧だと感じました。

 

最後に

信用を完全における状態ではないので、「一部の資金のみ投資すべき」と私は判断しましたが、期待を持てるのは事実です。

信用失墜からの逆転劇が株式で盛り上がる最大の場面かもしれませんね。

簡素な内容になりましたが、以上です。

  

 

自己責任と自己判断のもと、投資を楽しんで下さい!

ご覧頂きありがとうございました。

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