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株式投資 企業分析 〜JBCCホールディングス〜No.3

日経平均2万2539円

私は風邪で寝込んでおり、気付いたら大引け

投資の勉強は日々継続してやりたいので、少し頑張ります。

 

このような上昇局面では、バブル時の日経平均の話が上がります。

それ意味があるのかな?って毎回思います。

現在の株式時価総額は89年のそれを大きく超えています。

時価総額が超えているのになんで3万8000円超えないのか?

日経平均はややこしい計算のもとで構成されており、採用される銘柄も異なります。

現在の日経採用銘柄の各株価がバブル時を超えても日経平均は3万8000円を超えません。

 

 

日本企業の成長性を測りましょう。

その上で今後も上昇が続くのかを考える方が建設的かと思います。

 

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業界地図は知識の少ない私の味方

日経業界地図 2018年版

 

 

今回で3回目

JBCCホールディングス

銘柄コード(9889)

No.1www.idhry-investor.comNo.2www.idhry-investor.com

 

 

前回が一番大切な財務分析でした。

ちなみに私は元証券マンですが、財務なんてさっぱり。

いま、営業サラリーマンでも会計の勉強が流行っていますよね。

ビジネスにいちばん使える会計の本

 

 

前回の補足

第二四半期で公表されたキャッシュフロー表(CF)のうち、営業CFがまさかのマイナスでした。財務が大事とか言いながらこれを流して良いのか考えた結果、簡単に記すことにしました。

営業CFがマイナス=本業で稼げていない。続くようなら潰れます。

調べると、前年同期もマイナス。ん?わざと?

これは、JBCCが昨年から始めた退職給付の運用目的で資金を拠出しているため、二期はお金が一旦マイナスになるカラクリでした。本業が主因ではない。

 

Q.それって大丈夫なの?

A.通期で営業CFがマイナスなら投資の検討の余地にも上がりませんが、JBCCは通期では余裕でプラスです。モウマンタイ。

 

 

また、JBCCのような事業構造の会社は、製品・サービスを提供して、その代金は後払いになるのでお金の動きは注視しなければいけませんが、現金が潤沢にあればそこもあまり気にしなくていいですね。

このようなモデルの会社は多いですよね。代金の回収が遅れれば遅れるほど資金繰りが悪くなります。他の企業では要注意かもしれません。

  

 

 

 

業績動向&事業構造

営業利益は順々に伸びています。

総資産に対する利益率も伸びていると前回記事で書きました。

 

 

しかし、『稼ぎ』がこの企業の弱点であり、伸びしろだと思います。

 

 

売上832億:営利18億

(17年3月期)

 

→利益率2.2%

 

売上が832億もあるのか、すごい!

利益はどれくらいだろう?ん?

・・・ひ、低い

 

 

業態などもありますが、率が低いと思います。

利益率などに関しては同業他社と比較して改善余地があるか簡単に調べることができます。ご自身の銘柄でもチェックしてください。

過去ブログに載せた(6113)アマダHDは、同業他社が5%〜10%ぐらいの中で13%ほどあったので高く評価できました。

 

 

100円のモノを売って2円しか手元に残らないのか。

原価が高いのでしょうか?

 

 

売上から原価を引いたら売上総利益です。

売上を100として・・・

売上総利益率は21%

 

なるほど、21%残るのか。

ここから販売管理費を引いて営業利益です。

売上を100として・・・

販売管理費が19.3%

 

21%−19%=2%

営業利益は売上の2%しか残りませんでした。

 

 

どーんっと利益率を改善してくれ、と思いIRへ連絡。

 

「販売管理費は、主に人件費と事務所賃貸料ですので大幅な削減は難しいです」的なことをIR担当の方から返事頂きました。

ーはい、仰る通りです。

 

 

しかし、企業としても利益率の改善を重要視しています。

中期経営計画の中でも利益率の改善はしっかりと取り上げられていますし、総資産を減少させても利益率の改善を果たそうとする姿勢は近頃の決算でも見受けられます。

直近では、機器販売の子会社を売却しましたね。

 

 

営業利益率は17年3月期で2.2%。昨年2.0%、一昨年1.8%ですので着実に改善しているのは事実です。ここからスピードUPを期待します。

 

 

中長期で投資を検討するのであれば、中期経営計画は見た方が良いです。

難しいものではありません。

この中で、目標が数字などではっきりと示されている企業は良いですね。

曖昧な、よく聞くフレーズの使い回しの経営計画の企業は伸びないと思います。特に、大手の子会社などはそのような傾向にあるように思います。

 

 

 

中期経営計画の達成が見込める場合、企業価値はどこまで高まるのでしょうか。

次回はそれらの数字なども使って適正株価を予測していきたいと思います。 

 

ありがとうございました。

【参考図書】

経理以外の人のための日本一やさしくて使える会計の本 (ディスカヴァー携書)

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