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株式投資 企業分析 〜アマダHD〜No.4

(6113)アマダHDの企業分析は今回で最後です。

No.1idhry.hatenablog.com

No.2idhry.hatenablog.com

 No.3idhry.hatenablog.com

 

初めての個別の紹介なので、ざっくりとした調査内容なのに長くなりました。

今回は株価予想も載せます。乞うご期待せず

※投資は自己責任!誤発注は要注意!煽り屋には要警戒!

 

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昨日の引き続きで、

キャッシュフロー表(CF)の内容ですが、先にアマダHDの株価に対する簡潔な結論を載せいます。

 

私は現在の株価はまだ割安と考えます。

1640円〜1840円ぐらいがフェアバリューと考えます。

株価が想定する適正価格になるには、そこへ導くイベントが必要だと思います。

→例えば、良好な決算発表の確認(次回は11/14←訂正)などもあげられます。実際、2008年3月に記録した過去最高益に近い水準まで来ています。今期の着地予想を上方修正するようなことがあればこの水準が意識され、それは株価をフェアバリューまで押し上げるカタルシスになるには充分かもしれません。そして、同業他社の平均ぐらいのPER20倍まで評価され、決算などにより市場からの見直しでPBR1.4倍の水準(控えめな方)まで上昇すればこのぐらいの株価はあり得そうです

★気がかりなあまり芳しくなかった第一四半期の決算内容についても少し書きます。営業利益は少し停滞気味でしたが、それは主に会計処理の変更による7億円のマイナスが大きいかなと思います。29億円で着地した営業利益で7億円は大きい。

しかし、これは長期的には利益に影響はないとIR担当の方もおっしゃていました(会計処理の変更内容は割愛しますが、違和感があるものではありませんでした)。

 

 

決算の結果は本当にわかりません。進捗が悪い内容であれば、大きな下落もあると思います。しかし、相場全体が大きく上がってきた中、前回も述べたようにこの企業の株価は出遅れています。下げてもダメージはそこまで甚大なものではないと想定します。それに、今のところ同業他社の決算は良好なものが多いと思います。

※買いを煽るものではありませんのでそこはご了承を。

フェアバリューと考えた株価の計算方法はいくつかあります。また後ほど載せます。

 

 

さてキャッシュフローのお話に戻ります。

ここを説明して完結です。

改めて・・・

リアルなお金の有高がわかるキャッシュフローは大切!

お金がなければ取引先への支払いも出来ませんし、有り金が少ないなら事業を拡大する投資もできません。終わってます。

 

キャッシュフロー(CF)には種類があります。3つだけ。簡単。

営業CF・・・実際に稼いだお金(プラスが普通。マイナスなら会社として厳しい)

投資CF・・・将来のために投資したお金(マイナスが普通。プラスなら衰退傾向かも)

財務CF・・・株主や銀行とのお金のやり取り(借りたり返したり、増資したり配当払ったり)

 

営業CFから投資CFを引いたものをフリーCF(FCF)と言います。

本業で稼いだお金から事業拡大や維持に使うお金を引いたら自由に使えるお金が残ります。これは多い方がいいですよね、当たり前ですが。

→お給料をもらって、そこから家賃やら携帯代やら(現状維持のためのコスト)を引いて手元にお金が残らないのは寂しいし、基盤のしっかりした家計の状態とは言えませんね。

 

基盤拡大期にあるベンチャーがFCFがマイナスなのはよく見ます。その際も手元のお金が尽きないのか注意して見る必要がありますね。

 

 

ちなみにアマダHDのCFについてはどうでしょうか。

昨日も書いたように、昨年度はキャッシュは減りました。営業利益が一旦落ちた年でしたのでその分が減ったようです。他の工作機械の会社も調べたら2017年3月期は同じように落ち込んでました。

 

しかし、もともと財務はとても健全で、現金は潤沢です。今年度はまた現金が増える流れです。業績予想でも売上は上昇傾向、かつこちらは経常利益率にもこだわっており13−14%程あります(2020年には20%目標)。DMG森精機が5%ぐらい、あの順調に上昇中のオークマでも10%程ですから、業種の中でもトップクラスだと思います。

現金に関しても心配はないかと思います。

設備投資もしっかり行なっているので営業CFに収まる範囲ですが、投資CFもしっかりマイナスでまだまだ基盤拡大に前向きな会社です。(FCFはもちろん余裕でプラス)

 

 

 

株価の予想などは前半に載せました。

4回にわたり事業の内容、構造、業界での位置、財務状況など色々見てきましたが、これでアマダHDの分析は終わりです。

株価の上昇は相場全体の温まりぐらいと個別企業からのイベント(株価が見直されるきっかけ)が必要ですので、今後も見ていきたいと思います。

  

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